読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

パリポリおやじの小言。

日々のお仕事(Webサービス開発)で感じたことを超個人的な考えのもと綴っています。

オススメはどっち?下請けSier出身の僕が受託案件と出向案件を比較してみた。

こんちには。僕です。

僕は40人規模のWebサービルを運営している会社で働いてます。
所謂、自社サービスって奴です。

中途採用をしていると自社サービスや社内SEを希望する人が多くいますが、ほとんどの人が楽だと勘違いしてます。詳細は別の記事をご覧ください。

話しは戻しまして…
先日上司との話で、以前に勤めていた会社では受託案件と出向案件ではどちらが良かったか?と言う話になりました。

と言うのも中途採用で感じるのは、派遣(出向案件)が嫌で転職する応募者が非常に多いからです。

僕は3次受けの下請けSIERで働いていました。
そこで10年以上も勤めた僕としては、受託開発よりも出向して開発した方が刺激になるし遥かにスキルは向上すると考えます。

僕の場合は自社サービスの会社に出向して、そこの社員さんと関わることで、この業界で自分のやりたい仕事が決まりました。
そして今の会社に転職しました。転職にも苦労しましたが…。

と言う事で、3次受けの下請けSI出身の僕視点で受託案件と出向案件を比較してみました。

▽大前提
3次受けのSierを想定してます。
受託案件は保守か改修ばかりで新規案件はほぼないです。新規顧客なんて皆無です。
指示待ちの性格ではないです。出向先では最初は猫かぶってジワジワ本領発揮するタイプです。PG、SE、PLまでやるけど当時はPM経験はなかったです。
そんな僕の超個人的な見解であることが大前提になります。
同じような境遇の人は多いと思いますが…。

▼評価
▽受託案件
評価者の目に付くので、技術力でも生産力でも管理力でも実績が直結します。

▽出向案件
営業力(単価を上げる、人数を増やす、別の案件に繋げる)です。
現場評価は契約期間に反映されますが、自社の評価に直結するとは限りません。

単価上がったけど給料上がらない!てのは、あるあるだと思う。

▽軍配
受託案件>出向案件

▼技術力
▽受託案件
案件次第ですが、保守や改修案件が多いので新しい技術にはチャレンジできなかったりします。また生産性を意識するので似た案件や同じメンバーが多くなります。
なので生産力は高くなりますが、併せて技術力も高くなっているとは限りません。

▽出向案件
どんな案件でも多くの人に関われるので自分の未熟さに気付ける機会が多くなります。
凄ぇーなって人はゴロゴロいますしね。
案件次第ではIT業界で著名な方とも出会えるかも…
出向案件は個人の能力が現場の評価に繋がります。未熟さに気付けば補う努力をしますので技術力は向上します。

▽軍配
受託案件<出向案件

▼管理力
▽受託案件
社内の方がPG→SE→PL→PMとキャリアを積めます。そもそも相当な技術者でなければ嫌でも積まされます。
なので自ずと管理力は付きます。

▽出向案件
募集がPG何人とかになるなので案件を通してPGからPLにポジションを変えるのは難しいです。出向先の企業が育ててくれるようなウマい話はないです。
コツコツ頑張って信頼を得てPLを任される位にならないと厳しいですね。

▽軍配
受託案件>出向案件

ざっとこんなところでしょうか?
受託案件も出向案件も一長一短ですが、本人の気持ち次第で大きく変えられます。

僕が出向案件で一番大切にしてたのは自分事で考える事です。
3次受けだろうが、4次受けだろうが関係なく、自分の案件ですので一歩踏み込んで関わっていました。

結果的に僕は出向案件で色んな経験や出合いを頂きました。また仕事に対する考え方も変わりました。
たぶん受託案件だけだったら、ずっと社内で世界も狭く天狗になっていたと思います。 

本当に貴重な経験をさせて頂きました。
ずーっと同じ中堅Sierを経由してた事もあり、3次受けにも関わらずユーザー企業でのITDやオフシェア開発のブリッジSE(英語も中国語も話せませんが…)、某R社では大事な基盤システム開発のチームリーダーなど本当に多くの機会を与えて頂きました。

前述してますが、某R社など自社サービスの企業への出向を経て曖昧だったキャリアプランが明確にでき、これを機に今の会社へ転職する事もできました。

出向案件を拒絶している人が多いですが、是非ともチャンスだと思って、自分事で案件に携わって頂きたいと思います。
会社や環境のせいにしてる暇はないですよ。

燻ってる人が良い出向先に恵まれることを祈ってます。ではでは。